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★力だめし 第4回 第11問 相続の法律

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第11問 相続の法律について、次の文章が正しいか否かを答えてください。

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1.死亡した人(被相続人)の財産上の一切の権利・義務を他の人が引き継ぐことを「相続」といいます。

2.遺言によって特定の者が全財産を相続することになると、他の相続人には何の権利も残されず、不都合な事態が生じます。そこで法律(民法)では、一定範囲の相続人(配偶者、子、親など)に対し遺言の内容にかかわらず最低限相続できる財産割合を定めています。これを「遺留分」と呼んでいます。

3.被相続人より先に、相続人である子あるいは兄弟姉妹が死亡している場合には、その子(被相続人の孫あるいは甥、姪)がそれぞれ権利を受け継ぐことになります。これを代償相続といいます。

4.相続税の課税対象となる財産には、相続により取得した現金・土地などの本来の相続財産の他に、みなし相続財産として、死亡保険金や死亡退職金なども含まれます。

5.死亡保険金や死亡退職金については受取人が相続人の場合、死亡保険金・死亡退職金のそれぞれについて「500万円×法定相続人の数」までの金額が非課税となります。

6.相続について配偶者は常に相続人になります。ただしここでいう配偶者とは婚姻届提出済の夫婦いずれか一方を指し、内縁の場合は含みません。内縁の場合は相続権はありません。

7.相続について子どもがいる場合は、子どもと配偶者が相続人になりますが、子どもや孫がいない場合には、次の順位として「兄弟姉妹」と配偶者が相続人になります。

8.相続人は、被相続人の財産上の権利・義務を相続するかしないかを自由に決めることができます。それは、相続の承認相続の放棄のいずれかを選択することです。

9.被相続人の財産上の権利・義務を全部受け継ぐ方法を限定承認といいます。

10.相続の放棄をする場合は、相続の開始があったことを知ったときから6ヵ月以内に家庭裁判所へ申述しなければなりません。

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