第11問 募集時の正しい説明について、次の文章が正しいか否かを答えてください。
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1.生命保険契約は生命保険会社と契約者との間でとりかわす約束ですが、この内容となるお互いの権利義務を規定しているのが定款です。
→定款ではなく、「約款」です。
2.生命保険会社はあらかじめ一定の契約条件、内容を定めた保険種類ごとの約款を作成し、内閣総理大臣の認可を受けて、公平に契約できるようにしています。
3.約款の中で特に契約者にとって大切な部分(保険の特長の仕組み、死亡保険金を支払わない、特約についてなど)を抜き出し、平易に解説したものが「ご契約のしおり」です。
4.「ご契約のしおり」は通常、相互会社においては定款・約款と合本されていますが、株式会社においても定款・約款と合本されています。
→「ご契約のしおり」は通常、相互会社においては定款・約款と合本されていますが、株式会社においては「約款」と合本されています。
5.「ご契約のしおり」は契約者に提供すべき契約内容に関する基本的な情報であり、契約の申込み後にお客さまに交付しなければなりません。
→「ご契約のしおり」は契約者に提供すべき契約内容に関する基本的な情報であり、「契約の申込みを受けるまでに」お客さまに交付しなければなりません。
6.保険募集等の際、必ずお客さま「契約概要」および「注意喚起情報」を記載した書面を申込みいただいた後に交付・説明する必要があります。
→保険募集等の際、必ずお客さま「契約概要」および「注意喚起情報」を記載した書面を申込みいただく前に交付・説明する必要があります。
7.「契約概要」はお客さまが保険商品の内容を理解するために必要な情報であり、商品の仕組み、保障の内容、付加できる特約等の概要、保険金額や保険料に関する事項などが記載されています。
8.「注意喚起情報」はお客さまに対して契約時や契約後に注意を喚起すべき情報で、クーリング・オフ、告知義務の内容、責任開始期、保険金支払等の免責や保険料の払込猶予期間に関する事項などが記載されています。
9.運用リスクに自己負担が求められる特定保険契約等では、契約概要と注意喚起情報で構成される「契約締結後交付書面」に、リスクの内容や負担すべき費用等も重要な事項として記載されています。
→運用リスクに自己負担が求められる特定保険契約等では、契約概要と注意喚起情報で構成される「契約締結前交付書面」に、リスクの内容や負担すべき費用等も重要な事項として記載されています。
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