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★力だめし 第5回 第9問 資産の運用

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第9問 資産の運用について、次の文章が正しいか否かを答えてください。

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1.生命保険に加入した大勢の契約者からの保険料は、共有の準備財産として生命保険会社が管理し、運用します。そこで、将来の保険金の支払いに備えるため、また、契約者への保険料の還元(配当金の割り当て)をするために、生命保険会社は効率的で安定した資産運用をしなければなりません。

2.保険会社が運用する「資産」は、将来保険金として支払われるものですが、将来の支払いに支障があっても積極的に資産を投資・運用することが必要です。

3.「保険料」は、予定利率であらかじめ割り引かれていますので、予定利率以上に運用することが必要です。さらに、配当金の割り当てを多くし、契約者の保険料の負担を軽減するために常に収益性を考えながら運用する必要があります。

4.保険金の支払いが集中した場合に備えて、また、機動的な運用ができるように、資産の一部を換金性(流動性)のある預貯金公社債などで保有することが必要です。

5.資産は多くの契約者から払い込まれた保険料をもとに成り立つものですから、国民経済や生活の向上に役立つような公共性をもった運用を行うことが必要です。

6.生命保険会社の資産運用は、その性質上、長期の資金として国民経済に大きな役割を果たしてきました。近年、金融の自由化などを背景にその運用業務も多様化してきましたが、さらに国際化規制緩和の流れの中で、現在では運用リスクに対する資産の健全性確保も重要な課題となっています。

7.生命保険会社の資産運用は、株式、公社債などが運用の対象となっており、総資産の約5割を有価証券が占めています。

8.生命保険会社の資産運用として、土地・建物などの不動産は、自社の営業用のものに限られます。

9.生命保険会社の資産運用として、貸付先は幅広い分野にわたり、中小企業貸付や住宅ローンなども行っています。貸付先は国内外、法人・個人を問いません。また、約款にもとづいて、契約者貸付や(自動)振替貸付も行われています。

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