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★力だめし 第2回 第16問 保険料の仕組み

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第16問 保険料の仕組みについて、次の文章が正しいか否かを答えてください。

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1.生命保険は預貯金と異なり、人間の生死に関し加入者がお互いに経済的に助け合う仕組みであるため、契約全体としての収支を考えます。その結果、契約者全体が生命保険会社に払い込む保険料の総額と、生命保険会社が受取人全体に支払う保険金の総額とが相等しくなるようになってます。これを大数の原則といいます。

2.生命保険会社は、保険料の一部を将来の保険金の支払いにあてるため積み立てますが、積み立てた保険料を契約者にとって有利になるように運用します。そのため、保険料はこの運用によって得られる収益を予定して、あらかじめ一定の利率で割り引かれていますが、このときに使用する利率を予定利率といいます。

3.生命表によって年齢・性別ごとの死亡率がわかります。この死亡率をもとにして将来の保険金の支払いにあてるために必要な保険料を計算しますが、このときの計算に用いられる死亡率を予定死亡率といいます。

4.新契約を募集したり、保険料を収納したり、契約の保全をするためにはさまざまな経費がかかります。生命保険会社は、保険事業の運営上必要とする経費をあらかじめ保険料の中に組み込んでおり、この割合を予定事業費率といいます。

5.保険料を構成する純保険料のうち、その年の保険金などの支払いに使用した残額については、将来の死亡および満期保険金などの支払いのために準備すべき金額になります。つまり、「契約上の責任である将来の保険金などの支払いを確実に果たすために準備すべき金額」が「支払準備金」です。これは預貯金などとは異なり、契約者全体の共有の準備財産です。

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